生目村(読み)いきめむら

日本歴史地名大系 「生目村」の解説

生目村
いきめむら

[現在地名]宮崎市生目・生目台東(いきめだいひがし)・生目台西(いきめだいにし)・大塚台東(おおつかだいひがし)・大塚台西(おおつかだいにし)

大塚村の西に位置し、西は細江(ほそえ)村。村内の生目神社から北へ向かう往還道は神社参詣者で賑わい、生目神社往還とよばれた(日向地誌)。元応二年(一三二〇)一〇月一〇日の某置文案(「伺事記録」裏文書)によれば、浮田(うきた)庄小松(こまつ)方が奈良興福寺東北院覚深に永代にわたって譲与する代りに、「いくめかた」での本所や公家からの訴訟に対してはともに裁判をたたかって煩いなく継承されるように契約された。これより前の正応四年(一二九一)二月一七日、宇佐公通の娘清水谷禅尼は浮田庄半分を鷹司姫御前に、残りの半分を興福寺公寿に譲与している(「清水谷禅尼置文案」同文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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