田中安右衛門(読み)たなか やすえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中安右衛門」の解説

田中安右衛門 たなか-やすえもん

1793-1843 江戸時代後期の農民
寛政5年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)水口(みなくち)藩領深川の庄屋。天保(てんぽう)13年幕府の検地役人市野茂三郎の宿舎をおそい,検地の延期を約束させた甲賀,栗太,野洲3郡の百姓一揆(いっき)(三上騒動)の指導者のひとり。幕府により捕らえられ,江戸に護送される途中の天保14年3月4日桑名で死去。51歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む