田舎回(読み)いなかまわり

精選版 日本国語大辞典 「田舎回」の意味・読み・例文・類語

いなか‐まわりゐなかまはり【田舎回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 官吏や会社員などが、地方にある方々支所支店に移り勤めること。田舎巡り。
    1. [初出の実例]「判事試験に、首尾よく及第して奏任のはしに列らなりたり共、田舎(ヰナカ)まはりに幾年を渡り」(出典:花ごもり(1894)〈樋口一葉〉三)
  3. 商人芸人などが、田舎を回り歩いてかせぐこと。また、その人。田舎巡り。
    1. [初出の実例]「田舎巡りのヘボ絵師ぢゃあるまいし」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む