田舎館(村)(読み)いなかだて

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

田舎館(村)
いなかだて

青森県中央部、南津軽郡、津軽平野の南部にある村。JR奥羽本線(川部駅で五能線を分岐)、弘南(こうなん)鉄道が通じる。弥生(やよい)時代の田舎館遺跡で知られる。1956年(昭和31)ごろ村内の耕地整理の際、田舎館、垂柳(たれやなぎ)地区から発掘された土器に稲もみの圧痕(あっこん)があり、また焼き米も発見された。さらに1981年には垂柳地区から東北地方では初めての弥生中期の水田跡が発見され、この地方に古くから稲作が行われていたことが証明された。浅瀬石(あせいし)川沿いにリンゴが栽培され、ほかは水田地帯で津軽の米どころとなっている。面積22.35平方キロメートル、人口7783(2015)。[横山 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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