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垂柳遺跡 たれやなぎいせき

4件 の用語解説(垂柳遺跡の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

垂柳遺跡
たれやなぎいせき

青森県南津軽郡田舎舘村にある弥生時代の遺跡。津軽平野の冲積地に位置する。古くから田舎舘式土器の標式遺跡として知られていたが,1981年に開始された発掘調査で水田の跡が多数発見されて注目を集めた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

垂柳遺跡【たれやなぎいせき】

青森県田舎館村の弥生時代遺跡。1981年―1983年の調査で,水田址が発掘され,弥生時代中期の段階に本州北部にまで水田耕作が及んでいたことが判明した。平均8m2程度と,一枚の水田面積が小さいのが特徴。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

たれやなぎいせき【垂柳遺跡】

青森県南津軽郡田舎館村にある弥生中期の水田遺跡。七〇〇枚の水田址・水路、籾痕のある田舎館式土器、炭化米が発見され、北辺の稲作を証明した。

出典|三省堂
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国指定史跡ガイドの解説

たれやなぎいせき【垂柳遺跡】


青森県南津軽郡田舎館(いなかだて)村垂柳・高樋にある弥生時代中期の遺跡。浅瀬石川左岸の標高約30mの沖積地にある。1981年(昭和56)のバイパス試掘調査によって、大規模な水田遺構が発見され、東北地方北部への稲作伝播(でんぱ)が予想以上に早く、弥生中期後半には成立していたことが証明された。北海道の続縄文時代土器に酷似した多数の土器群が発掘され、田舎館式土器と命名された。擦切片刃石斧(すりきりかたばせきふ)や打製石鏃(せきぞく)、炭化米などが出土している。2000年(平成12)に国の史跡に指定された。弘南鉄道弘南線田舎館駅から徒歩約10分。

出典|講談社
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世界大百科事典内の垂柳遺跡の言及

【弥生文化】より

… 弥生時代における北海道には続縄文文化が存在する。続縄文文化の領域は,東北地方北端部をも包括するという考えもあり,とくに青森県南津軽郡田舎館村垂柳(たれやなぎ)遺跡の土器は,1930年代以来,続縄文土器とみなされていた。北海道の続縄文土器と酷似する,というよりむしろ等しい土器だからである。…

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