甲斐歌(読み)かいうた

精選版 日本国語大辞典 「甲斐歌」の意味・読み・例文・類語

かい‐うたかひ‥【甲斐歌】

  1. 〘 名詞 〙 東歌(あずまうた)一種甲斐国山梨県)の民謡風俗歌として、「古今和歌集‐二〇」に二首収めてある。
    1. [初出の実例]「かひうた 甲斐がねをさやにも見しがけけれなく横ほりふせるさやの中山〈かひうた〉」(出典:古今和歌集(905‐914)東歌・一〇九七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android