甲斐福一(読み)かい ふくいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲斐福一」の解説

甲斐福一 かい-ふくいち

1692-1767 江戸時代中期の和算家。
元禄(げんろく)5年生まれ。甲斐隆豊の父。肥後熊本藩郷士。長崎西川如見(じょけん)に和算,天文学をまなぶ。大坂で研究をかさねたのち,宝暦2年(1752)藩の算学師範となる。以後,その役目は甲斐家の世襲となった。門人井上矩慶(くけい)がいる。明和4年6月25日死去。76歳。通称は安右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む