デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲許母」の解説 甲許母 こう-きょも ?-? 奈良時代の医術家。「続日本紀」によれば,養老5年(721)学問をふかく修得し師範の資格がある者を賞したとき,医術の分野にすぐれたとして絁(あしぎぬ),糸,布,鍬(くわ)をあたえられた。神亀(じんき)元年(724)城上連(きのえのむらじ)に氏姓をあらためた胛巨茂(こう-こも)と同一人ともされる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例