町平河町一丁目代地(読み)こうじまちひらかわちよういつちようめだいち

日本歴史地名大系 「町平河町一丁目代地」の解説

町平河町一丁目代地
こうじまちひらかわちよういつちようめだいち

[現在地名]千代田区外神田そとかんだ一丁目・同三丁目・神田平河町かんだひらかわちよう神田花岡町かんだはなおかちよう

神田川に架かる和泉いずみ橋の北側に位置する町屋。東側の南北に延びる片側町と西側の東西に延びる両側町、切地の三所に分れ、東側部分の東は武家地、西は和泉橋通、北と南は神田佐久間かんださくま町二丁目。西側部分の西は神田柳かんだやなぎ屋敷、北と南は同佐久間町一丁目。金沢かなざわ町続切地は北と東が柳原岩井やなぎはらいわい町代地、西は武家地、南は金沢町。享保一二年(一七二七)麹町平河町一丁目が類焼し、山王権現(現千代田区日枝神社)の火除地に召上げられた分の代地として、翌一三年神田佐久間町続きの火除明地に七割増の土地を与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む