画家ノルテン(読み)ガカノルテン

デジタル大辞泉 「画家ノルテン」の意味・読み・例文・類語

がかノルテン〔グワカ‐〕【画家ノルテン】

原題、〈ドイツ〉Maler Noltenメーリケ小説。1832年刊。全2巻。若く才能のある画家ノルテンを主人公教養小説的な形式をとるが、結末悲劇となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「画家ノルテン」の意味・わかりやすい解説

画家ノルテン
がかノルテン
Maler Nolten

ドイツの詩人 E.F.メーリケの小説。 1832年刊。若い有能な画家ノルテンの魂の成長を,清純なアグネス,伯爵の妹コンスタンツェとの恋愛葛藤中心に,彼に好意的な友人ラルケンスをからませながら描いたロマン主義的な要素の濃い作品。

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