画幅(読み)ガフク

デジタル大辞泉 「画幅」の意味・読み・例文・類語

が‐ふく〔グワ‐〕【画幅】

絵画軸物
画布。また、それにかかれた絵。

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精選版 日本国語大辞典 「画幅」の意味・読み・例文・類語

が‐ふくグヮ‥【画幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 絵画を掛軸として表装したもの。
    1. [初出の実例]「近頃或豪家の後庁に画幅陸続と聯ね懸けたり」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)品質)
    2. 「床間に文晁の画幅を掛け」(出典:偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉醜)
    3. [その他の文献]〔袁桷‐秋泉徳生等皆次余韻題廬山図再次韻詩〕
  3. 画布(がふ)。また、それに描かれた絵。
    1. [初出の実例]「若し真に我一心を此画幅(グヮフク)と此自然とに打込むなら大砲の音だって聞えないだらうと」(出典郊外(1900)〈国木田独歩〉二)

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