畔柳二美(読み)クロヤナギ フミ

20世紀日本人名事典 「畔柳二美」の解説

畔柳 二美
クロヤナギ フミ

昭和期の小説家



生年
明治45(1912)年1月14日

没年
昭和40(1965)年1月13日

出生地
北海道千歳

旧姓(旧名)
遠藤

学歴〔年〕
北海高女卒

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞(第8回)〔昭和29年〕「姉妹

経歴
高女時代から文学に親しみ、昭和7年佐多稲子文通を始めた。8年上京し、12年結婚。夫の戦死を23年に知り、その悲しみから立ち直るため文学の世界に入る。24年佐多稲子の紹介で「女人芸術」に「夫婦とは」を発表。29年刊行の「姉妹」で毎日出版文化賞を受賞。他の作品に「こぶしの花の咲くころ」「風と雲と」「白い道」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「畔柳二美」の解説

畔柳二美 くろやなぎ-ふみ

1912-1965 昭和時代後期の小説家。
明治45年1月14日生まれ。20歳のときから佐多稲子と交流。昭和23年夫の戦死の公報をうけとったのを機に創作に専念し,24年「夫婦とは」を発表。29年「姉妹」で毎日出版文化賞。昭和40年1月13日死去。52歳。北海道出身。北海高女卒。旧姓は遠藤。作品に「こぶしの花の咲くころ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「畔柳二美」の解説

畔柳 二美 (くろやなぎ ふみ)

生年月日:1912年1月14日
昭和時代の小説家
1965年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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