留男(読み)トメオトコ

デジタル大辞泉 「留男」の意味・読み・例文・類語

とめ‐おとこ〔‐をとこ〕【留(め)男】

芝居などで、けんか仲裁に入る男。
宿屋客引きの男。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「留男」の意味・読み・例文・類語

とめ‐おとこ‥をとこ【留男】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宿屋の客引きの男。男の宿引き
  3. ( 芝居などで ) 喧嘩の中にわりこんで仲裁する男。
    1. [初出の実例]「船頭の留吉が見兼ねて留男(トメヲトコ)に入らうとするのを」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android