異なる(読み)コトナル

デジタル大辞泉 「異なる」の意味・読み・例文・類語

こと‐な・る【異なる】

[動ラ五(四)]形容動詞「異なり」の動詞化》違いがある。別である。「兄弟でも性格は―・る」「習慣が―・る」
違う[用法]
[類語]違うたが違えるたがえる食い違う掛け違う畑違い勝手が違うことにする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「異なる」の意味・読み・例文・類語

こと‐な・る【異】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 形容動詞の「ことなり(異)」を動詞に転用したもの ) 同じでない。違っている。また、特別である。
    1. [初出の実例]「人に異(コト)なった事さへすれば、なんでもかでも文明開化にしてしまふが」(出典:文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android