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異常蛋白血症 いじょうたんぱくけっしょうdysproteinemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

異常蛋白血症
いじょうたんぱくけっしょう
dysproteinemia

血液中に含まれる血漿蛋白の組成が乱れ,各分画の比率が異常になった状態をいう。血漿蛋白のなかで異常をきたすおもなものは,アルブミン免疫グロブリンフィブリノーゲンで,普通はアルブミンが減りグロブリンが増加する。肝硬変,ネフローゼ,悪性腫瘍などの場合に著しい。血漿蛋白の生成が先天的または後天的に低下するもの (栄養不良型) ,血管外に脱出するもの (蛋白脱出型) ,生成が異常に増加するもの (肝障害型,感染型,膠原病型,骨髄腫型) に分れる。症状は関節障害,貧血,リンパ腫,肝脾腫,出血傾向,全身浮腫などが出現し,血沈の促進,蛋白尿,腎臓障害などがみられる。

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