出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…現在,加工品としては,マイワシとウルメイワシが目刺し,丸干し,みりん干しなどの干物やオイルサーディンの缶詰にされる。〈ひしこ〉とか〈しこいわし〉とも呼ばれるカタクチイワシはごまめや煮干しのほか,稚魚は白子(しらす)干しやたたみイワシにされる。また,大羽イワシは秋田名物しょっつるの原料ともされる。…
…カタクチイワシ,マイワシ,ウルメイワシ,イカナゴその他多くの種類の稚魚で,体が無色透明なものの総称。それらをそのまま,あるいは塩水で煮て干したものをしらす干しという。《料理網目調味抄》(1730)に〈ちりめん〉,《新撰献立部類集》(1776)に〈縮緬(ちりめん)ざこ〉と見えるのがそれで,関西では現在も〈ちりめんじゃこ〉などと呼ぶ。おろしあえ,酢の物などにするほか,サンショウの実とつくだ煮ふうに煮込むのもよい。…
※「畳鰯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...