疎達(読み)ソタツ

デジタル大辞泉 「疎達」の意味・読み・例文・類語

そ‐たつ【疎達/×疏達】

物事筋道が通ること。疎通
小さな事にこだわらないこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疎達」の意味・読み・例文・類語

そ‐たつ【疎達・疏達】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すじみちがとおること。道理が通ること。疎通。〔礼記楽記
  3. 小さな事にこだわらないこと。〔蘇軾‐故龍図閣学士滕公墓誌銘〕
  4. ゆとりのある気持が行きわたること。
    1. [初出の実例]「嘯歌吟咏して、其性情を発暢するは、人性の自然なり、之を導き疏達せざれば、枯亡して病をなす、唱歌の学も亦授けざるべからず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)

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