疫病み(読み)エヤミ

デジタル大辞泉 「疫病み」の意味・読み・例文・類語

え‐やみ【疫病み】

悪性流行病。ときのけ。えきびょう。
(「瘧」とも書く)おこり。今のマラリアのような病気。わらわやみ。〈和名抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疫病み」の意味・読み・例文・類語

え‐やみ【疫病・瘧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 疫病総称。悪性の流行病。え。ときのけ。やくびょう。えきびょう。えのやまい。
    1. [初出の実例]「疫疾(エヤミ)流行(あまねくおこ)りて国民絶ゆ可し」(出典日本書紀(720)敏達一四年三月(前田本訓))
  3. 特に、現在のマラリアにあたるとされる病気。おこり。さむやみ。わらわやみ。瘧(ぎゃく)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android