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オコリ

デジタル大辞泉の解説

おこり【×瘧】

《隔日また周期的に起こる意》間欠的に発熱し、悪感(おかん)や震えを発する病気。主にマラリアの一種、三日熱をさした。えやみ。わらわやみ。瘧(ぎゃく)。 夏》

ぎゃく【×瘧】

熱病の一。おこり。わらわやみ。

わらわ‐やみ〔わらは‐〕【×瘧】

《「童(わらわ)病(やみ)」の意か》毎日または隔日に、時を定めて発熱する病気。マラリアに似た熱病。おこり。えやみ。

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世界大百科事典 第2版の解説

おこり【瘧】

1日とか2日おきというように周期的に悪寒戦慄と発熱を繰り返すという特徴のある病状によって紀元前から中国で知られていた病気である。夏の風邪や山間の悪気などの外邪によって起こされるとされ,湿瘧(しつぎやく)とか痎瘧(がいぎやく),瘴瘧(しようぎやく)など多くの病名が記載されている。他の病気も含まれていたであろうが,主体はマラリアと考えられる。〈おこり〉はこの病気の日本名で,江戸時代まではよく発生した記録がある。

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大辞林 第三版の解説

おこり【瘧】

一定の周期で発熱し、悪寒やふるえのおこる病気。マラリア性の熱病の昔の名称。わらわやみ。おこりやみ。 [季] 夏。 「しばらくは呆然として-の落ちた病人の様に坐つて居たが/吾輩は猫である 漱石
[句項目]

ぎゃく【瘧】

マラリアの漢名。おこり。わらわやみ。 [季] 夏。

わらわやみ【瘧】

〔「童病み」の意か〕
間欠熱の出る病気。おこり。 「 -にわづらひ給ひて/源氏 若紫

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世界大百科事典内のの言及

【マラリア】より

…とくに南方の日本軍兵士がこれに苦しめられたことは記憶に新しい。 日本では,古くは〈瘧(おこり)〉といわれ,平安時代から諸書に記録されている。平清盛が高熱を出して死んだのは,一説にはマラリアだといわれる。…

※「瘧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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