疾病構造

世界大百科事典 第2版の解説

しっぺいこうぞう【疾病構造】

国民全体のなかでの疾病の種類と量的な存在の関係をいう。すなわち,ある国のある時点で,どんな疾病にどのくらいの人がかかっているか,そして,それがどのような傾向にあるかを示すものである。疾病の種類には1979年から〈第9回国際疾病障害及び死因分類〉が用いられている。量的な把握のためには国民健康調査,患者調査,人口動態統計が用いられる。生活環境の改善,医学・医療の進歩,人口構造の変化にともなって急性感染症は今日非常に少なくなった反面,成人病と総称される慢性退行性疾患が激増しており,公衆衛生行政,医療の方向も疾病構造の変化に対応していかなければならなくなっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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