瘡草(読み)かさくさ

精選版 日本国語大辞典 「瘡草」の意味・読み・例文・類語

かさ‐くさ【瘡草】

  1. 〘 名詞 〙 ( 瘡を治すところからこの名があるという ) 植物どうかんそう(道灌草)」の古名
    1. [初出の実例]「凡そ、諸の山野に在るところの草木は、〈略〉百合・王不留行(かさくさ)」(出典出雲風土記(733)仁多)
    2. 「諸国進年料雑薬、畿内、山城国卅二種、王不留行(かさくさ)十二斤」(出典:延喜式(927)三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む