(読み)ろ

精選版 日本国語大辞典 「瘻」の意味・読み・例文・類語

ろ【瘻】

  1. 〘 名詞 〙 首のあたりに出るはれもの。瘰癧(るいれき)
    1. [初出の実例]「説文云癭瘻〈郢漏二音 俗云路〉頸腫也」(出典:十巻本和名抄(934頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瘻」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ロウ
[字訓] るいれき

[説文解字]

[字形] 形声
声符は婁(ろう)。〔説文七下に「頸(くび)の腫(はれもの)なり」とあり、るいれきをいう。また、久しく癒(い)えぬ傷。字は瘤と通用する。

[訓義]
1. るいれき。
2. 久しくなおらないきず。
3. 瘤(りゆう)と通じ、こぶ。
4. 瘻(ろうく)、くぐまるやまい

[古辞書の訓]
字鏡〕瘻 ククマル

[熟語]
瘻管・瘻
[下接語]
瘻・痔瘻

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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