発心城跡(読み)ほつしんじようあと

日本歴史地名大系 「発心城跡」の解説

発心城跡
ほつしんじようあと

[現在地名]久留米市草野町草野、田主丸町中尾、八女郡上陽町上横山

発心山(六九七・五メートル)山頂を中心に北・西・東三方の尾根上に曲輪を配し、東西約三八〇メートル・南北約三〇〇メートルにわたる戦国期の山城発心岳ほつしんだけ城ともいう。県指定史跡。山頂の本丸跡は東西約二〇メートル・南北約五〇メートル。北側に堀切を隔てて曲輪(二の丸)を配し、その北東の尾根上にも曲輪がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android