発源(読み)ハツゲン

デジタル大辞泉 「発源」の意味・読み・例文・類語

はつ‐げん【発源】

[名](スル)
みなもとから川などが流れ出ること。また、そのみなもと。
物事の起こるもとをなすこと。また、そのもと。起源
「西洋文明の各国にては此権の―唯一所に非ず」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「発源」の意味・読み・例文・類語

はつ‐げん【発源】

〘名〙
① 水が湧き出ること。河水がみなもとから発すること。また、そのみなもと。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「『ウェルラ』河は、此国内の山より発源し、西及び北に流れ出て」 〔爾雅‐釈水〕
② 転じて、物事のもとをなすこと。また、物事の起こる本源。起源。
公議所日誌‐一六下・明治二年(1869)五月切腹神州の正気に発源して」

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