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発育加速現象 はついくかそくげんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

発育加速現象
はついくかそくげんしょう

出生後の小児成人に達するまでの年数が短くなっていく一種の早熟化現象。たとえば,日本では女子において初経年齢が 1967~77年の 10年間に4ヵ月の割合で早くなったことや,成人の身長は 10年に1~1.5cmの割合で増加しているにすぎないのに,女子が 148cmに達するのに,1933年には平均 14年かかったものが,65年には 12年半で達してしまい,14年たつと 152.5cmにもなるなどということに現れている。このような現象は世界的にみられるもので,原因としては栄養改善社会環境の変化などが想定されている。

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世界大百科事典内の発育加速現象の言及

【成長】より

… ある集団の発育をはかる指標として,しばしば初潮年齢が用いられるが,発育は年々前傾化しており,初潮年齢も世界的に,10年ごとに4ヵ月の割合で早くなっている。これを発育加速現象といい,栄養状況の改善や全般的な都市化現象によるなどいくつかの理由が考えられるが,その因果関係は不明である。【鈴木 健三】
【植物の生長】
 植物の細胞は細胞壁で囲まれており,動物細胞のように自由自在に運動することができないので,細胞相互の相対的な位置関係は個体発生を通じてほとんど不変である。…

※「発育加速現象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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