白山白川郷ホワイトロード(読み)はくさんしらかわごうホワイトロード

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

白山白川郷ホワイトロード
はくさんしらかわごうホワイトロード

石川県白山市尾添(おぞう)から岐阜県白川村鳩谷(はとがや)までを結ぶ有料道路,白山林道の愛称全長 33.3km。1967年に森林開発公団の特定森林地域開発林道(スーパー林道)として着工,1977年供用開始,その後,管理が石川県と岐阜県に移った。「白山スーパー林道」の愛称で呼ばれていたが,2015年に現愛称に変更された。白山山麓の北側,白山国立公園域内を東西に走り,原生林ふくべ大滝,姥ヶ滝などの滝,温泉,展望台等の観光資源に恵まれる。また,岐阜県側にある世界遺産の白川郷へとつながる。冬季は閉鎖され,開通期間は 6月上旬~11月10日。

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