白木輿(読み)シラキゴシ

デジタル大辞泉 「白木輿」の意味・読み・例文・類語

しらき‐ごし【白木×輿】

親王摂関家清華せいが大臣以上が使用した白木造りの輿。しらこし。
葬儀のとき、棺をのせる白木造りの輿。しらこし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白木輿」の意味・読み・例文・類語

しらき‐ごし【白木輿】

〘名〙
① 白木で作った輿。古く、親王、摂家清華、大臣以上などの乗用としたもの。しらこし。しろごし。〔続視聴草(1830)(古事類苑・器用二九)〕
② 葬儀に棺をのせる白木作りの輿。しらこし。しろごし。
※雑俳・蝶番(1731)「あの人が今比乗ろとはしら木ごし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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