白水沢(読み)しらみずさわ

日本歴史地名大系 「白水沢」の解説

白水沢
しらみずさわ

[現在地名]上川郡上川町字層雲峡

凌雲りよううん(二一二五メートル)桂月けいげつ(一九三八メートル)の北麓の標高一〇九〇メートルに位置。層雲峡そううんきよう温泉から二・五キロ下流、石狩川に合流する白水川を約四キロさかのぼったところにある地熱賦存地帯。付近は先白亜紀の粘板岩・砂岩層とその中に貫入した花崗岩などの基盤の上に、新第三紀から第四紀にかけた火山噴出物が堆積し、高温噴気孔や温泉の湧出口がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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