日本歴史地名大系 「白石村・北白石村」の解説 白石村・北白石村しらいしむら・きたしらいしむら 奈良県:山辺郡都村白石村・北白石村[現在地名]都村大字白石野野神(ののがみ)岳西方、甲(こう)ノ岡(おか)村の東に位置する。里謡に「友田白石碁盤の表」とうたわれる平坦地の村である。永仁二年(一二九四)の大仏灯油料田記録に「尻押 在山辺郡都介郷水涌庄内」とみえる。尻押(しりおせ)は白石の異記。慶長郷帳の村高は九二七・八一一石。慶長期(一五九六―一六一五)には幕府領(代官間宮三郎右衛門)、元和五年(一六一九)津藩(藤堂高虎)領となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報