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念仏寺 ネンブツジ

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デジタル大辞泉の解説

ねんぶつ‐じ【念仏寺】

京都市右京区にある浄土宗の寺。山号は華西山。空海開創の五智山如来寺法然が中興し、現寺号に改めたと伝える。8月24日の地蔵盆千灯供養は有名。化野(あだしの)の念仏寺。

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世界大百科事典 第2版の解説

ねんぶつじ【念仏寺】

京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺。華西山東漸院と号し,〈化野念仏寺(あだしのねんぶつでら)〉の名で有名。弘法大師の創建,のち法然がここで念仏をひろめ,いまの寺名に改めたという。寺の付近は晩秋初冬のころ奥嵯峨の風情が満喫できる。寺のある化野は鳥辺野,蓮台野とともに,平安京の葬送地で,当寺は葬送や死者の追善供養の寺として,その歴史をたどってきた。近代になって,陰徳を積むことを宗旨とする福田海(ふくでんかい)の人々を中心に,里人らが付近から無縁の石塔を集めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

念仏寺
ねんぶつじ

京都市右京区嵯峨鳥居本化野(さがとりいもとあだしの)町にある浄土宗の寺。華西山東漸院(かさいざんとうぜんいん)と号し、化野の念仏寺という。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。空海の開創で、五智山如来寺(ごちさんにょらいじ)といった。のち法然上人(ほうねんしょうにん)(源空)により中興された。法然が延暦(えんりゃく)寺の弾圧から逃れ愛宕(あたご)山の月輪(がつりん)寺に籠(こも)ったころ、当地に念仏の道場を開き、ここに多くの念仏衆が集まったので念仏寺と改められた。当地は昔、あだし野とよばれ、洛山(らくざん)の蓮台野(れんだいの)とともに墓地であり、『徒然草(つれづれぐさ)』にもみられる。本尊の阿弥陀如来像は湛慶(たんけい)作。角倉素庵(すみのくらそあん)の墓がある。8月24日の地蔵盆には千灯供養が行われ、多くの人が参詣(さんけい)する。[清水 乞]

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