白葦毛(読み)シロアシゲ

デジタル大辞泉 「白葦毛」の意味・読み・例文・類語

しろ‐あしげ【白×葦毛】

しらあしげ」に同じ。

しら‐あしげ【白×葦毛】

馬の毛色の名。白毛の多くまじった葦毛。しろあしげ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白葦毛」の意味・読み・例文・類語

しろ‐あしげ【白葦毛】

  1. 〘 名詞 〙しらあしげ(白葦毛)
    1. [初出の実例]「二陣には白旗(しらはた)一揆二万余騎、白葦毛(シロアシゲ)、白瓦毛、白佐目、鵇毛(つきげ)なる馬に乗て」(出典太平記(14C後)三一)

しら‐あしげ【白葦毛】

  1. 〘 名詞 〙 馬の毛色の名。白毛の多くまじった葦毛。しろあしげ。
    1. [初出の実例]「茲目結(しげめゆい)直垂黒糸威の鎧きて、しら葦毛なる馬にのり」(出典:平家物語(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android