白鞘(読み)しらさや

精選版 日本国語大辞典 「白鞘」の意味・読み・例文・類語

しら‐さや【白鞘】

〘名〙 (「しらざや」とも) 白木でつくった鞘。ふつう、朴(ほお)の木でつくり、保存用の鞘として用いる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浄瑠璃薩摩歌(1711頃)鑓じるし「白柄(しろえ)に白さや兜巾頭(ときんがしら)駕籠束木(たばねぎ)丹後宮津

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デジタル大辞泉 「白鞘」の意味・読み・例文・類語

しら‐さや【白×鞘】

《「しらざや」とも》白木作りの刀の鞘。

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