百井村(読み)ももいむら

日本歴史地名大系 「百井村」の解説

百井村
ももいむら

[現在地名]左京区大原おおはら百井町

東は近江国、西は鞍馬寺門前くらまでらもんぜん、北は別所、南は小出石こでしの各村に接し、大原から別所村へ至る途中の山間集落。安曇あど川最上流の百井川が村内を東西に流れる。明治一〇年代の「京都府地誌」には「古昔三宝院門跡ノ領地タリ」とあるが、確証はない。

享保一四年(一七二九)の山城国高八郡村名帳によれば、百井村二五石一斗一升の石高すべてが朽木主水知行で明治まで変わらない。また江戸時代中頃と推定される百井村名寄帳控(藤井品蔵家文書)によると、上田二段一畝二四歩、中田七段七畝二五歩、下田三町一段一一歩と、圧倒的に下田が多く、田畑所持者二〇人のうち、最高の五兵衛で二石六斗七升九合七勺四才と大部分が一石台となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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