百八の数珠(読み)ヒャクハチノジュズ

デジタル大辞泉 「百八の数珠」の意味・読み・例文・類語

ひゃくはち‐の‐じゅず【百八の数珠】

百八煩悩になぞらえて、108個のモクゲンジ種子を貫き通して作った数珠。ひゃくはちのずず。

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精選版 日本国語大辞典 「百八の数珠」の意味・読み・例文・類語

ひゃくはち【百八】 の 数珠(じゅず・ずず)

  1. 一〇八個の木槵子(もくげんじ)の実を、貫き通して作られた数珠。それをつまぐり念仏すれば百八煩悩を払うことができるという。
    1. [初出の実例]「この居士もそのごとく、簓(ささら)の子には百八の数珠」(出典謡曲自然居士(1423頃))

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