日本歴史地名大系 「百塚遺跡」の解説 百塚遺跡ひやくつかいせき 熊本県:熊本市池上村百塚遺跡[現在地名]熊本市池上町池辺寺(ちへんじ)跡遺跡の中心の一つとみられる遺跡である。A・B・Cの三地点が知られているが、発掘調査が実施され、遺跡の姿が判明したのはC地点で、池辺寺跡に接してある平(たいら)集落の西側、字前原(まえのはる)・居(い)屋敷(やしき)・西平山(にしたいらやま)・烏帽子(えぼうし)とよばれる一帯である。昭和六一年(一九八六)から始まった、熊本市内重要遺跡確認調査の一環として発掘が実施された。百塚遺跡C地点はA・B地点に比して高い部分で、標高一二八メートルから一四一メートルの山の斜面と裾部の平らな面からなる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by