百塚遺跡(読み)ひやくつかいせき

日本歴史地名大系 「百塚遺跡」の解説

百塚遺跡
ひやくつかいせき

[現在地名]熊本市池上町

池辺寺ちへんじ跡遺跡の中心の一つとみられる遺跡である。A・B・Cの三地点が知られているが、発掘調査が実施され、遺跡の姿が判明したのはC地点で、池辺寺跡に接してあるたいら集落の西側、字前原まえのはる屋敷やしき西平山にしたいらやま烏帽子えぼうしとよばれる一帯である。昭和六一年(一九八六)から始まった、熊本市内重要遺跡確認調査の一環として発掘が実施された。百塚遺跡C地点はA・B地点に比して高い部分で、標高一二八メートルから一四一メートルの山の斜面と裾部の平らな面からなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む