百折(読み)ヒャクセツ

精選版 日本国語大辞典 「百折」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐せつ【百折】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幾重にも屈曲していること。ももおれ。
  3. 何度もくじけること。
    1. [初出の実例]「親の仇人を撃んとて、百折(ヒャクセツ)艱苦を厭はず」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)残)

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普及版 字通 「百折」の読み・字形・画数・意味

【百折】ひやくせつ

多く屈曲する。挫折する。漢・〔太尉橋公の碑〕其の性、を疾(にく)み樸(ぼく)を(たつと)び、百折して撓(たわ)まず、大に臨んで奪ふべからざるの風り。經傳記、す。

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