百舌(読み)モズ

デジタル大辞泉 「百舌」の意味・読み・例文・類語

もず【百舌/×鵙/百鳥】

モズ科の鳥。全長約20センチ。雄は頭部が赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面は灰褐色、下面は淡褐色。雌は全体に褐色くちばしは鋭いかぎ状をし、小動物を捕食。秋になると、獲物を木の枝などに突き刺して速贄はやにえを作る習性があり、また、長い尾を振りながらキイキイキチキチと鋭い声で高鳴きをする。平地や低山の林縁で繁殖。もずたか。 秋》「かなしめば―金色の日を負ひ来/楸邨
スズメ目モズ科の鳥の総称チゴモズアカモズ夏鳥として、オオモズ冬鳥として日本に渡来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「百舌」の解説

百舌 (モズ)

学名Laniidae bucephalus
動物。モズ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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