皆川月華(読み)ミナガワ ゲッカ

20世紀日本人名事典 「皆川月華」の解説

皆川 月華
ミナガワ ゲッカ

昭和期の染色家 日展参事;日本染色造形協会長。



生年
明治25(1892)年6月4日

没年
昭和62(1987)年5月11日

出生地
京都市上京区

本名
皆川 秀一

学歴〔年〕
京都師範付属高小卒

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞〔昭和35年〕「濤」,京都市文化功労章〔昭和47年〕,勲三等瑞宝章〔昭和48年〕

経歴
都路華香に日本画を学ぶ。昭和2年第8回帝展に「富貴霊獣文」で初入選、7年には服飾「山海図」で特選となる。その後、日展評議員、理事、参事を歴任、染色工芸の草分けとして知られた。祇園祭山鉾装飾も手がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「皆川月華」の解説

皆川月華 みながわ-げっか

1892-1987 昭和時代の染色家。
明治25年6月4日生まれ。安田翠仙(すいせん)に友禅の染色,都路華香(つじ-かこう)に日本画をまなぶ。昭和2年帝展初入選,7年特選。36年「濤」で芸術院賞。友禅に絵画的手法を応用した染彩で知られる染色工芸の草分け。58年京都府文化特別功労者。昭和62年5月11日死去。94歳。京都出身。本名は秀一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「皆川月華」の解説

皆川 月華 (みながわ げっか)

生年月日:1892年6月4日
昭和時代の染色家
1987年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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