皇恩(読み)コウオン

精選版 日本国語大辞典 「皇恩」の意味・読み・例文・類語

こう‐おんクヮウ‥【皇恩】

  1. 〘 名詞 〙 天皇の恩。天皇や皇室のめぐみ。君恩
    1. [初出の実例]「叨奉無限寿、倶頌皇恩均」(出典:懐風藻(751)侍宴〈大石王〉)
    2. 「御方にまゐりて其家をうしなはぬこそあまさへある皇恩なれ」(出典:神皇正統記(1339‐43)下)
    3. [その他の文献]〔岑文本‐奉和正日臨朝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「皇恩」の読み・字形・画数・意味

【皇恩】こうおん

君恩。

字通「皇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android