デジタル大辞泉 「皮膚瘙痒症」の意味・読み・例文・類語 ひふ‐そうようしょう〔‐サウヤウシヤウ〕【皮膚×瘙×痒症】 皮膚に病変がないのにかゆくなる状態。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「皮膚瘙痒症」の意味・わかりやすい解説 皮膚瘙痒症ひふそうようしょうpruritus cutaneus 皮膚のかゆみがあるだけで,発疹はまったくない状態をいう。全身性と限局性に分けられる。前者の原因として糖尿病,閉塞性胆道疾患,甲状腺機能障害,多血症,悪性腫瘍,妊娠,痛風,尿崩症,寄生虫症,慢性薬物中毒,精神的要因などがあげられる。後者は,きわめて軽い接触性皮膚炎などにより頭部に生じたり,カンジダ症,トリコモナス症,便秘,下痢,その他接触性要因により外陰部や肛門周囲などに生じることが多い。全身性皮膚 瘙痒症と鑑別すべきものに乾皮症性皮膚 瘙痒症がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by