盆窪(読み)ぼんのくぼ

精選版 日本国語大辞典 「盆窪」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐の‐くぼ【盆窪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (うなじ)中央のくぼんだところ。ぼんのくそ。
    1. [初出の実例]「烏帽子の尻、盆(ボン)の窪(クボ)に押入て」(出典源平盛衰記(14C前)一三)
  3. 江戸時代、生まれて六日目、または七日目の男女児の産毛を、うなじの所だけに少し残して剃落した髪形。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
    1. 盆の窪<b>②</b>〈守貞漫稿〉
      盆の窪〈守貞漫稿〉

ぼ‐の‐くぼ【盆窪】

  1. 〘 名詞 〙ぼんのくぼ(盆窪)
    1. [初出の実例]「おくれのかみをば両方よりとりて、ぼのくぼにてくむなり」(出典:大上臈御名之事(16C前か))

ぼん‐の‐くどう【盆窪】

  1. 〘 名詞 〙 「ぼんのくぼ(盆窪)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「無なしの鼻っぱしらア、ぼんのくどうへたたき出すぞ」(出典:滑稽本・七癖上戸(1810)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む