目から鼻へ抜ける(読み)メカラハナヘヌケル

デジタル大辞泉 「目から鼻へ抜ける」の意味・読み・例文・類語

からはなける

非常に頭の働きのよいさま。また、抜け目なくすばしこいさまをいう。
[類語]知的聡明賢明明哲一を聞いて十を知る

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精選版 日本国語大辞典 「目から鼻へ抜ける」の意味・読み・例文・類語

め【目】=から[=より]鼻(はな)へ抜(ぬ)ける

  1. 怜悧(れいり)物事判断などの素早いさまをいう。
    1. [初出の実例]「一つ二つおい女房と見へて、目から鼻へぬけそうな弁舌のよい笑顔よし」(出典:浮世草子・赤烏帽子都気質(1772)三)

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ことわざを知る辞典 「目から鼻へ抜ける」の解説

目から鼻へ抜ける

優秀で物事の判断がすばやいさま。頭の回転が早くて抜け目のないさま。非常に賢い人をいう。

[使用例] 眼から鼻へ抜けるようなお延には[夏目漱石明暗|1916]

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