明哲(読み)メイテツ

デジタル大辞泉 「明哲」の意味・読み・例文・類語

めい‐てつ【明哲】

[名・形動]聡明で物事道理に通じていること。また、そのさまや、その人。
「最も―なる習慣なるべけれ」〈中村訳・西国立志編
[類語]聡明賢明知的一を聞いて十を知る目から鼻へ抜ける

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精選版 日本国語大辞典 「明哲」の意味・読み・例文・類語

めい‐てつ【明哲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 聰明で事理に通じていること。才知がすぐれ道理にあきらかなこと。また、その人やそのさま。
    1. [初出の実例]「歴訪明哲、留連講肆」(出典懐風藻(751)釈道慈伝)
    2. 「明哲なる習慣」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)
    3. [その他の文献]〔書経‐説命〕

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普及版 字通 「明哲」の読み・字形・画数・意味

【明哲】めいてつ

聡明で賢い。〔詩、大雅烝民にして且つ哲なり 以て其の身を保つ 夙夜(しゆくや)解(おこた)るに匪(あら)ず 以て一人(君)に事(つか)ふ

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