目取真村(読み)みどうるまむら

日本歴史地名大系 「目取真村」の解説

目取真村
みどうるまむら

[現在地名]大里稲嶺いなみね

大里うーざとう間切の南部に位置し、西は稲嶺んなんみ村、南は玉城たまぐすく間切富名腰ふなくし(現玉城村)。ミドゥルマ村とよぶ。絵図郷村帳に玉城間切「めとろま村」とあり、琉球国高究帳には同間切「娶間村」、「琉球国由来記」には大里間切目取真村とみえる。高究帳によると高頭七二石余、うち田五一石余・畠二〇石余。間切集成図には目取真・稲嶺湧稲国わちなぐいの三ヵ村が東西に並んで描かれ、豊見城とうみぐすく間切の真玉橋まだんばし(現豊見城市)から東進し玉城間切番所(現玉城村)へ至る道筋が当村の北を通過する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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