日本歴史地名大系 「目呂木村」の解説 目呂木村もくろぎむら 岩手県:胆沢郡前沢町目呂木村[現在地名]前沢町 稲置(いなおき)前沢村の東、北上川右岸の平坦地に立地し、同川舟運の河岸がある。対岸は磐井(いわい)郡赤生津(あこうづ)村で、もとは同村と一村をなしていたという(安永風土記)。正保郷帳に村名がみえ、高三七貫八〇六文(畑方のみ)、ほかに新田高一二〇文。水損の注記がある。「安永風土記」では田九貫四九三文・畑三八貫二八九文、うち蔵入四一貫四五一文・給所六貫三三一文。人頭八〇・代数有之百姓三、家数九一・人数四五五、馬六五。舟二六艘があり、うち御穀三・大刈子舟二・刈子舟二一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by