日本歴史地名大系 「直海村」の解説 直海村のうみむら 石川県:羽咋郡志賀町直海村[現在地名]志賀町直海・若葉台(わかばだい)米町(こんまち)川上流域の小盆地にあり、中村(なかむら)・大釜(おおがま)・別所(べつしよ)・高位(たかい)の集落が盆地周辺の山裾に散在する。別所は瀬戸比古(せとひこ)神社所蔵の天文四年(一五三五)の棟札にも「当所神主別当 別所村 鍵取師十兵衛」とみえる。元和二年(一六一六)の高八六五石余、苦竹役三三・五匁、役棟二五(「苦竹運上極」雄谷文書)。正保郷帳の高八六五石余、田四七町七反余・畑九町九反余、免三ツ八歩五厘。寛文一〇年(一六七〇)の村御印には高九二九石、免四ツ七歩、小物成は山役三三八匁・苦竹役一九匁、鳥役五匁(出来)とある(三箇国高物成帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by