相前後する(読み)アイゼンゴスル

デジタル大辞泉 「相前後する」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぜんご・する〔あひ‐〕【相前後する】

[動サ変][文]あひぜんご・す[サ変]
物事順序が逆になる。「説明が―・しますが」
事柄が間をおかずに続く。「二人は―・して出発した」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相前後する」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぜんご・するあひ‥【相前後】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]あひぜんご・す 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 「あい」は接頭語 ) 互いに前になったり後になったりする。順序が逆になる。また「あいぜんごして」の形で用い、ことが続くさまにいう。
    1. [初出の実例]「高い高い足音と軽く引摺る草履の音とが相前後して聞えたと思ふと」(出典:春潮(1903)〈田山花袋〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android