真岡代官所跡(読み)もおかだいかんしよあと

日本歴史地名大系 「真岡代官所跡」の解説

真岡代官所跡
もおかだいかんしよあと

[現在地名]真岡市台町

だい町の小丘陵上、芳賀はが城の跡地に、近世中期に設けられた幕府代官所。「二宮先生遺跡真岡陣屋阯」の石碑が建つ。寛政九年(一七九七)幕府代官竹垣三右衛門の出張陣屋がここに設けられ、芳賀郡一七ヵ村を含む武蔵・上総安房下総・常陸五三五ヵ村・八万四千余石を支配した。竹垣代官は、東郷ひがしごう陣屋の代官岸本武太夫とともに、天明飢饉後に荒廃極みに達した常総野地方農村の復興仕法を推進した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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