真崎勝次(読み)マザキ カツジ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「真崎勝次」の解説

真崎 勝次
マザキ カツジ


肩書
衆院議員(自民党)

生年月日
明治17年12月22日

出生地
佐賀県

学歴
海兵〔明治39年〕卒 海大選科〔明治44年〕卒

経歴
軍令部、シベリア駐在を経て、大正14年ソ連大使館付武官、次いで「戸隠艦長、大湊要港部参謀長、「山城」艦長を歴任。昭和8年少将。横須賀警備隊司令部を経て10年大湊要港司令官。兄の影響で海軍皇道派分子として活躍。11年予備役、17年翼賛選挙で衆院議員、20年大日本政治会総務。著書に「亡国回想」がある。

没年月日
昭和41年10月15日

家族
兄=真崎 甚三郎(陸軍大将)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「真崎勝次」の解説

真崎 勝次
マザキ カツジ

明治〜昭和期の海軍少将,政治家 衆院議員(自民党)。



生年
明治17(1884)年12月22日

没年
昭和41(1966)年10月15日

出生地
佐賀県

学歴〔年〕
海兵〔明治39年〕卒,海大選科〔明治44年〕卒

経歴
軍令部、シベリア駐在を経て、大正14年ソ連大使館付武官、次いで「戸隠」艦長、大湊要港部参謀長、「山城」艦長を歴任。昭和8年少将。横須賀警備隊司令部を経て10年大湊要港司令官。兄の影響で海軍皇道派分子として活躍。11年予備役、17年翼賛選挙で衆院議員、20年大日本政治会総務。著書に「亡国の回想」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真崎勝次」の解説

真崎勝次 まざき-かつじ

1884-1966 明治-昭和時代の軍人,政治家。
明治17年12月22日生まれ。陸軍大将真崎甚三郎の弟。ソ連大使館付武官,山城艦長などをつとめ,昭和8年海軍少将。10年大湊要港部司令官。皇道派の兄甚三郎と加藤寛治(ひろはる)ら艦隊派将官との連絡役をつとめた。17年衆議院議員(当選2回,自民党)。昭和41年10月15日死去。81歳。佐賀県出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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