日本歴史地名大系 「真村」の解説 真村さねむら 兵庫県:佐用郡佐用町真村[現在地名]佐用町若州(わかす)美作国吉野(よしの)郡に属し、同郡上石井(かみいしい)村の北、佐用川に合流する枝谷(真川)の谷間にある。周囲の山地は標高五〇〇メートル以上である。北は同郡青野(あおの)村(現岡山県東粟倉村)。江戸期の領主の変遷は中山(なかやま)村に同じであったが、天保一一年(一八四〇)以降も幕府直轄領として存続、同一三年明石藩領となる(美作国郷村支配記)。正保郷帳に村名がみえ、田方二八石余・畠方四六石余、柴山有、芝山有、川荒有と注記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by